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シリアのアサド政権崩壊で中東はどうなるのだろうか

 アサド政権が崩壊したことは、喜ぶべきことだろう。 アサド政権下で行われた残虐行為は、数えきれないほどだ。化学兵器を使ったり、拷問したり、投獄し、処刑した。 今回30年ぶりに再会できたという家族の映像も流れていた。 しかし、反政府勢力の中には、ISもいるとか。 イスラエルは、政府軍の武器や化学兵器が、反政府軍に渡らないように、350回も空爆をしたそうだ。 中東問題の、放送大学の講座を録画したが、中東の現状がいかに複雑か、驚いたものだ。 シリア人はドイツに逃れて、医師になっている人もいるが、シリアに帰るかもしれないということが問題になっているそうだ。 今後のシリアが、どのような形の国家になっていくのか、反政府勢力同士の戦いが起きないか、まだまだ予想できない部分があるはずで、イスラエルはゴラン高原に進出して、占領し始めているらしいし、イスラエルとガザの問題も含めて、中東がこの後いかなる展開になるのか、心配だ。 イランとヒズホラ、ロシアがアサド政権側だったことは、私にとっては驚きであるが、アメリカはイスラエルのシリア爆撃を容認しているけれども、この先、ガザの悲惨な状況をなんとかしないと、恐ろしいことが起きるような気がする。 外に出れられないガザの過密な空間で、飢餓が広がり、治安が崩壊しているという。 食糧支援を攻撃し、爆撃を続けたイスラエルの行動に対して、ネタニヤフ首相に逮捕状を出した国際刑事裁判所ICCの赤根所長をアメリカが非難しているという。 最近ガザのニュースが報道されない。いったいどうなっているのだろうか。